2015年2月アーカイブ

満田さんらしい、細部まで繊細に作り込まれた作品です。大変ギミックに凝った作品で、羽などは横だけではなく上方向にも開き、自由度が上がりました。その姿はさながらスーパーカーのガルウィングドアの様です。また尻部や手部の凝った仕様にも見入ってしまいます。今までの好山や明珍系の蟷螂とはまた違う、進化した作品に仕上がっております。

この作品は特別に当店仕様に、オールブラックで仕上げて頂きました。それによって、細部の作り込みがより際立ったと思います。

L75×W45×H60mm
銅 真鍮 ブロンズ

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今までに見たことのない、粋な作品です。

皆様一見して笑われたり、開いた口が塞がらない方もおられます。しかしこの作品には、描き始める前に紙の前にじっと座し、そして筆をとるやいなや瞬く間に仕上げてしまった栖鳳の姿が想像できます。筆には勢いがあり、それゆえに羽がまるで動いている様に見えます。晩年の作品ということで、技術を極めた究極の作品と言えるでしょう。

この作品はこの軸だけで完結せず、花や他の置物を置くことで、絵の中の蜂が外に飛び出すことが出来ます。空間や物語を自由に持ち手が設定できる楽しい作品です。

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高瀬好山は自在置物だけではございません。この様な大変エレガントな作品も制作しております。銀で造られた蘭置物は良く見かけますが、この様に色金を使った作品は珍しいです。

生花の様に手入れは要らず、造花の無粋さもございません。どこに置いても場が引き締まる逸品です。

size 32cm-19cm-10cm(h) 共箱

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私は竹籠から現代の建築や数学、構造分野などと共通する美しさを感じておりました。幾何学的に編まれた模様は美しく、そして負荷を分散させます。それは昔から幾何学形の構造力学を日本人が本能的に理解していたからでしょう。

生野先生の作品は幾何学的な部分と自然からインスパイアされた形が流れる様に調和しております。その姿は高貴でとても美しいです。そのまま建築として成り立ってしまいそうなくらいに、まとった空間が魅力的で、自分が小さくなって入ってみたいとさえ感じます。

その空間は当然、緻密な計算から設計されていると思います。その相当な修練を作品から感じ、ただただ感服致します。

底部は二重になっております。側面の柔らかな線は底部で二重の層を形成し、奥行きを感じることが出来ます。

size 34cm-35cm-32cm(h) 共箱

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