こんなにも優美で、繊細な蝶の自在置物はそうはございません。あるとすれば、富木宗好の有名なアゲハくらいでしょう。今回、満田氏はその宗好のアゲハに挑戦しようと制作に励んでおられました。そしては出来上がった作品は、自在としても置物としても大変魅力的で、名作と呼べる程の作品ができました。
蝶の羽は打ち出しで凹凸が表現されております。それにも関わらず、良く見てみると面白いことに羽の表と裏で凸凹が呼応しておりません。何という手間でしょうか。本当に驚きます。
また表面のテクスチャーも、まるでうぶ毛を思わせる質感で足も繊細に表現されております。
L100×W100×H50mm 赤銅 銅 真鍮
sold