''莟'' 生野徳三

私は竹籠から現代の建築や数学、構造分野などと共通する美しさを感じておりました。幾何学的に編まれた模様は美しく、そして負荷を分散させます。それは昔から幾何学形の構造力学を日本人が本能的に理解していたからでしょう。

生野先生の作品は幾何学的な部分と自然からインスパイアされた形が流れる様に調和しております。その姿は高貴でとても美しいです。そのまま建築として成り立ってしまいそうなくらいに、まとった空間が魅力的で、自分が小さくなって入ってみたいとさえ感じます。

その空間は当然、緻密な計算から設計されていると思います。その相当な修練を作品から感じ、ただただ感服致します。

底部は二重になっております。側面の柔らかな線は底部で二重の層を形成し、奥行きを感じることが出来ます。

size 34cm-35cm-32cm(h) 共箱

SOLD

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